麒麟がくるの麒麟って

麒麟がくるの麒麟は、十兵衛自身なのかなと思ったり。について妄想。
まず、麒麟の役目は、太平の世を祝福すること。大きな国を作ることではない。
せっかちか、手違いか、罰ゲームかは分からないけど、麒麟の国から乱世に放り込まれた十兵衛麒麟。
乱世の空気は麒麟に合わず、役目を忘れ、無自覚に病んで行く。
マムシの美しさに目がくらみ、主を見誤る。麒麟を理解する儚げな公方様も助けられない。
やがて信長に跪く。瑞兆の役目を果たしたように思えるが、実は信長の陰にいる家康に跪いたのだと気付けない。病んでいるから。
さて十兵衛は、麒麟の役目と誇りを思い出せるのか？そんな妄想。

熙子は、十兵衛の後を慌てて追ってきた番の麒麟。
規模は小さいが、今のところ平和な越前の空気が麒麟に合ったのか、繁殖に成功。繁殖言うな。
ただし、感覚的には、同じ毒を浴び続けた場合、小さな個体が先に倒れるよね？

妄想ついでに。語りの海老蔵さんは、後任の若麒麟。先輩麒麟の顛末を語ってくれる。
海老蔵さんが演じる麒麟か。さぞかし美しかろうね？
そんな感じですが、いかが？