麒麟がくる26話
とても辛辣だけど、心配しながら見守ってくれていると思います。
常に冷静で、どちらかと言うと抑える側に立ち続けていた三淵さま。
同じ後悔をしないため、手段を選ばずドロをかぶられたのでしょうか。
十兵衛のように吠えることもできず、弟のように上手く切り替えもできず、義輝さまを守れなかった傷が深いままなのかもしれませんね。
阿君丸さまを失った義景さま。
神輿は軽い方が良いと仰せでしたが、自身も軽い神輿だったの皮肉ですよね。
家中の者が担いでくれなきゃ、どこへも行けない。
伊呂波太夫もかきました。
「その船もろとも沈んでしまえ」って言った?気のせいです。
信長と十兵衛がともに行けば、何が起こるか知っているようにも見える太夫。
帰蝶の言葉を引き合いに出していたけれど、太夫から見れば、帰蝶も武家側の人。
人としては嫌いじゃないけど、金払いの良い武家の奥方がなんか言ってる……くらいの冷ややかさがあるのかも。
ですが。
この世を動かそうとする者たちに、ささやかな復讐をする帰蝶と頼純。
……みたいな幻覚を見ている身の上なので、太夫と帰蝶の利害が一致していると、とれなくもないです。
個人的に。